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口唇ヘルペスはキスだけでは感染しませんが、傷があると注意が必要です

口唇ヘルペスは、元々皮膚や粘膜に直接的に接触することで感染する病気です。例えば、キスをする者同士が健康的な状態であるのならば、口唇ヘルペスを保持している患者とキスをしても感染する可能性は非常に低いです。しかし、皮膚が健康的な状態ではなかったり傷が存在するような状況では、そこにヘルペスが繁殖している可能性があるためキスをすることで感染する可能性が高くなります。

一般的には、皮膚の健康状態や厚さによって感染しやすい場所かどうかを考えておくとわかりやすいです。キスが感染しやすい傾向があるのは、口の周囲に存在する皮膚の角層が他の部分と比較しても薄いからに他なりません。反対に、男性の陰茎は女性の陰茎と比較してヘルペスが感染しにくい傾向があります。これは、陰茎に存在する男性側の皮膚が厚く、性器内にウイルスが侵入しづらい構造になっているからです。

また、傷が存在するケースでは口だけに限らず他の部分からも感染する可能性があるため注意が必要です。例えば、間接的な接触による感染も可能性は低いですが確認されています。この代表的なものが、タオルやグラスからの感染です。口に存在していたウイルスが、タオルやグラスに付着してそれが結果的に第三者に感染してしまうケースです。

ヘルペスは、人体から離れると長生きができない性質があります。一般的にも、人体から離れると約3時間程度でウイルスは活動することができなくなると考えられています。一方で、タオルやグラスなどに感染するウイルスはその程度は生きていられることを意味しますので、短時間でタオルやグラスを使いまわしたりすると、そこから感染する可能性が存在します。ですから、感染者が存在する場合には生活用品の扱い方にも注意をしなくてはいけません。

さらに、注意点として知っておかなくてはいけないのが唾液の交換です。キスをするとき、唾液の交換が伴うケースもあります。しかし、実は唾液の中にもまれにですがウイルスが存在している可能性もあります。口内炎などがあるケースでは、唾液の中に存在しているウイルスでもキスの唾液交換で感染してしまう可能性が存在します。

口唇ヘルペスは、社会生活の中から感染しやすい性病の1つです。注意をしていても自然と感染しているケースがあり、しかも潜伏期間が存在するため最初は自覚がありません。パートナーに感染させないためにも、初期症状がでた段階で適切な対策が不可欠になります。